目 次
まえがき
序 章 都市計画とは何か
第1章 都市計画法の歴史
1. 初期の近代都市計画
2. 戦後/旧都市計画法下における都市の拡大
3. 戦後/新都市計画法による拡大の継続
第2章 21世紀の都市計画
1. 歴史的文脈と都市計画
2. 都市形成の時代区分
第3章 近代都市計画法の構造
1. 土地所有権と土地利用規制
2. 都市計画法の全体システム
3. 都市計画法内部の構造と論点
第4章 国土交通省その他各界の改正案
1. 国土交通省石井審議官の問題提起
2. 都市計画法改正に対する各案の比較
第5章 私たちの提案―個別所有権から総有へ
1. 都市の魅力の創出
2. 都市の再構築と総有論
著者プロフィール
■五十嵐敬喜
1944年生まれ。法政大学法学部教授、弁護士。主な著作に、『都市法』(ぎょうせい、1987年)、『都市計画』(共著 岩波新書、1993年)、『美の条例』(共著 学芸出版社、1996年)、『道路をどうするか』(共著 岩波新書、2008年)他多数。都市計画法( 025122)2009.7 SE都市計画法改正
■野口和雄
1953年生まれ。都市プランナー、日本工業大学建築学科非常勤講師。主な著作に『近代都市から人間都市へ―規制緩和批判―』(共著 自治体研究社、1984年)、『自治体都市計画の最前線』(共著 学芸出版社、2007年)『まちづくり条例の作法―都市を変えるシステム』(自治体研究社、2007年)他。
■萩原淳司
1960年生まれ。埼玉りそな産業財団主席研究員。著作に『自治体改革〈2〉自治体経営改革』(共著 ぎょうせい)、『ポスト公共事業社会の形成―市民事業への道』(共著 法政大学出版会、2005年)、『国民がつくる憲法』(共著 自由国民社、2007年)。